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アーカイブ:2015年 12月
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12.252015
「空海の風景」 司馬遼太郎 読者がWHY?を連発する符号を埋め込んでいるようだ
上下2巻の長編でした。司馬遼太郎先生は、過去の文や本を探し、それを糸口にして、歴史の糸を紡いでゆく。紡ぐというよりも、その空間の遊泳術に魅せられるのです。歴史の事実さえ、鵜呑みにせず、時に話をその風景を鮮やかに蘇らせてゆく、その力づよさに、読み手は探究心をくすぐられてしまう。
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12.172015
八十八番札所 大窪寺(おおくぼじ)結願のお寺 #88 Okuboji
八十八番札所 大窪寺(おおくぼじ)結願のお寺寺伝によれば、奈良時代の養老年間(717年 - 724年)に行基が開基し、弘仁年間 (810 - 823) に空海(弘法大師)が奥の院の岩窟で虚空蔵求聞持法を修し、薬師如来を刻んで安置したとされている。
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12.172015
八十七番札所 長尾寺(ながおじ)結願に向かう上がり3ヵ寺 #87 Nagaoji
八十七番札所 長尾寺(ながおじ)聖徳太子の開創と伝えられている。古くより聖武天皇( 724)、天平11年( 739)に行基菩薩がこの地を訪れ、霊感を得られ柳の木「楊柳(ようりゅう)」をもって聖観世音菩薩像(三尺五寸、約1メートル)の尊容を刻み本尊とし、堂宇を建立して安置した。
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12.142015
八十六番札所 志度寺(しどじ) 見事な本堂と五重塔・・ #86 Shidoji
本寺の縁起によると、志度浦にたどり着いた霊木を凡薗子尼(おおしそのこに、智法尼とも)が草庵へ持ち帰り安置し、その霊木から本尊(十一面観音)を造立し、堂宇が建立されたという。創建は626年(推古天皇33年)のこととされている。
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12.122015
八十五番札所 八栗寺(やくりじ) 寅さんも見ただろうか?お迎え大師を・・ #85 Yakuriji
八十五番札所 八栗寺(やくりじ) にのぼると、お迎え大師様がいらっしゃいます。その目は、本堂の方角にむけて注がれています。※大地震で山は滑落したそうです。
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12.112015
八十四番屋島寺(やしまじ)「源平のドラマの大地に鎮座するお寺に狸がいた」 #84 Yashimaji
今回はたまに旅に一眼レフを持参などしてみた、歩き遍路なら大荷物になるだろうな・・・、などと自分の楽ちんなバスツアーを申し訳なくも思いながら、シャッターを押してみる。何枚もとるというというスタンスより、思いを込めてシャッターを押してみる。そして、家に戻り、写真加工などにトライしました。
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12.102015
【お遍路パワースポット】「平成狸合戦ぽんぽこ」で有名な狸 #八十四番札所 屋島寺(やしまじ)
太三郎狸(たさぶろうたぬき)は、屋島に伝わる化け猫伝説。家庭円満、縁結び、水商売の神でもあるらしい・・。太三郎狸(たさぶろうたぬき)は、香川県高松市屋島に伝わる化け狸。山上の四国八十八箇所霊場第84番札所、屋島寺の「蓑山大明神由来」の説明板は、「屋島太三郎狸」である。
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12.102015
【お遍路パワースポット】「酒断(さけだち)地蔵尊」#二十九番札所 国分寺(こくぶんじ)
「酒断(さけだち)地蔵尊」お堂の格子戸に千羽鶴、赤い紐、鈴などなど・・・。また、前掛けのようなようなものまで・・格子に結んであります。お地蔵さんの前掛けは赤が定番だけど、と首をかしげながら、いったいこれは何なのか「身体健全祈願」と書いてございます。
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12.102015
<昼食>第3回お遍路バスツアー:88大窪寺→87長尾寺→86志度寺→85八栗寺→84屋島寺
香川県希少糖で有名な三木町で昼食、「讃岐三白(さんぱく)」ってご存じですか?とバスガイドさんがマイクで問いかける。瀬戸内の温暖で少雨という気候は、讃岐の地に自然の恵みを3つ生み出しました。それは「讃岐三白(さんぱく)」と呼ばれる「砂糖」「塩」「綿」。
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12.102015
【お遍路日記】第3回目と讃岐路『12月は結願に向かうお遍路さんが多いそうです。』
12月になり助挌の「あおさ汁」が恋しくなり、街中での仕事終わりに行こうか行くまいか、年末にやっぱりあれ飲みたいななどと、そんなどうでもいいような儀式をやらなきゃいいものを、一人じゃなんかしっくりしないと、渡部は打ち合わせしていたRさんに30分拝借し一緒に、炉端の前に座るのであった。
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