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2.242016
三十九番札所 延光寺(えんこうじ) 赤亀が背中に銅の梵鐘を背負ってきたというお寺、亀の印が人気 #39Enkoji

宿毛市はあの吉田茂首相の故郷、当時宿毛内閣と言われるほど、ここから要人が登場した。なぜ、こんな辺境から突出した人が登場したのかを考えるとき、宿毛にはやはり歴史を動かした土佐の潮流が流れている地盤と、宿毛は宿場町を持ちながら、教育に力をいれたバックボーンがあった、たくましい土地柄といえまいか。
角野卓造さんに似ている・・・。(^O^)
その宿毛の郊外と言える土地に、三十九番札所 延光寺(えんこうじ)はあります。
三十九番札所 延光寺(えんこうじ) #39Enkoji #水曜どうでしょう pic.twitter.com/LhZ3BgakNZ
— 88 temple pilgrimage (@jpntravelguide) 2016年2月25日
土佐路の西南端、「修行の道場」最後の霊場である。現在の山号、寺名の由来にかかわる竜宮城の縁起からひも解こう。時代は平安中期、延喜11年(911)のころ、竜宮に棲んでいた赤亀が背中に銅の梵鐘を背負ってきたという。僧たちは早速これを寺に奉納して、これまでの山号、寺名を「赤亀山延光寺」に改めた。この梵鐘には、「延喜十一年正月…」の銘が刻まれ、総高33.6cm、口径23cmの小柄な鐘で、明治のはじめ高知県議会の開会と閉会の合図に打ち鳴らされていたともいわれ、国の重要文化財に指定されている。
縁起を寺の起源にもどそう。神亀元年に行基菩薩が聖武天皇(在位724〜49)の勅命を受けて、安産、厄除けを祈願して薬師如来像を彫造、これを本尊として本坊のほか十二坊を建立したのが開創とされている。当時は、薬師如来の瑞相にちなんで亀鶴山と称し、院号は施薬院、寺名を宝光寺と呼び、また、本尊の胎内には行基菩薩が感得したという仏舎利を秘蔵したと伝えられている。
弘法大師がこの寺を訪ねたのは延暦年間(782〜805)で、桓武天皇(在位781〜806)の勅願所として再興、日光・月光菩薩像を安置して、七堂伽藍を整えた。このとき大師が錫杖で地面を突いて湧き出た霊水が、今日に伝わる「眼洗い井戸」である
弘法大師は、杖で地面を突き、そのわき水が「眼洗い井戸」、人気でみなさん眼を清められていました。
39番 赤亀山 延光寺
400㎞に及ぶ「修行の道場 高知」最後の札所亀が背負った梵鐘は国指定の重要文化財。「目洗いの井戸」は眼病に御利益が有るとされている。 pic.twitter.com/gwMfZsUjnP— 四国へんろ道 (@kukai88510) 2015年12月8日
赤い亀が背中に乗せて竜宮城から持ち帰ったというお寺の梵鐘伝説のお寺(そんなわけないやろ、赤い亀はあったとしても、亀がおぼれるやろ、と心はいつもながら突っ込みをいれる)。そこでは、白衣の背中に亀の印を求めるお遍路さん達。第20番札所の鶴林寺の鶴の印とセットになると、鶴亀になって縁起がいいという。僕はなんとなくパスをしたが、特に意味はない。
@swanky_orange
あと、ボクの持つ白衣の背中には
これ(^_^)中央より右側には第20番鶴林寺
中央より左側には第39番延光寺 pic.twitter.com/889Lz0VrWH— ゴリラ (@gorilla_0118) 2015年10月13日
赤い亀なので、赤い仁王様なんでしょうか。
高知・宿毛名物のきびなご丼! 今回はこのお店オリジナルのきびなご・わたぼうし丼で! 揚げたきびなごに甘ダレをかけて、アクセントに綿菓子が乗ってるのが不思議とまた美味い! https://t.co/iJcj9IQc0i pic.twitter.com/RFN8J865Mp
— やっくる@こころぴょんぴょん (@yackru) 2015年11月29日
第39番札所 赤亀山 寺山院 延光寺
しゃっきざん じさんいん えんこうじ
宗 派: 真言宗智山派
本 尊: 薬師如来
開 基: 行基菩薩
創 建: 神亀元年(724)
真 言: おん ころころ せんだり
まとうぎ そわか
住 所: 〒788-0782
高知県宿毛市平田町中山390
電 話: 0880-66-0225
駐車場: 普通50台・マイクロバス10台・大型5台
終日・無料
宿 坊: なし
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- ライター
- こんにちは、四国愛媛在住でITの会社を生業としています。元旅行マンなので世界遺産に登録候補になっている四国八十八カ所を廻ることとしました。いつか時間ができたら歩き遍路も挑戦予定ですが、今回はバスツアーで廻ります。笑顔をお届けできたらうれしいです。(^o^)
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