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4.232016
二十三番札所 薬王寺(やくおうじ) 昔のお医者さんとでもいいましょうか薬師如来のお寺 #23Yakuoji

二十三番札所 薬王寺(やくおうじ)は厄除け。(神社では厄払い)前厄、本厄、後厄とあって、非常に悩ましいものだ。
男性であれば25歳、42歳、61歳
女性であれば19歳、33歳、37歳
実際の年に1歳を足すのでございます。
厄除け・・かと中途半端な空を見つめる。人生に人は苦しむことがおおい、いや苦しみの踏み台昇降運動の連続である。悩んでない奴がまわりにいればそいつは鈍感で、才能がない奴なんだ。悩みを人に押しつけるのも、才能がない奴のなせることだ。無駄なことに悩む時間を少し少なくして生きてみたい。厄除け、効果があるのか、効果がないのか、お遍路も御利益があるのか、ないのか。無駄は多様性という個性を産むだろうが、どこかで「これでいいのだと」自分で思うのが才能なのかも知れない。人生はほとんどが無駄でできているのだから・・・。
薬王寺の歴史・由来
「発心の道場」といわれる阿波最後の霊場。高野山真言宗の別格本山でもある。厄除けの寺院としては全国的に有名で、「やくよけばし」を渡って本堂に向かう最初の石段は、「女厄坂」といわれる33段、続く急勾配の石段「男厄坂」が42段で、さらに本堂から「瑜祇塔」までは男女の「還暦厄坂」と呼ばれる61段からなっている。各石段の下には『薬師本願経』の経文が書かれた小石が埋め込まれており、参拝者は1段ごとにお賽銭をあげながら登る光景が見られる。縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の勅願によって行基菩薩が開創したとされている。弘仁6年(815)弘法大師が42歳のとき自分と衆生の厄除けを祈願して一刀三礼し、厄除薬師如来坐像を彫造して本尊とされ、厄除けの根本祈願寺とした。大師は、この厄除け本尊の功徳を平城天皇、嵯峨天皇、淳和天皇の3代に相次いで奏上したところ、各天皇は厚く帰依し、厄除けの勅使を下して官寺とされている。文治四年(1188)、火災で諸堂を焼失しているが、このとき厄除け本尊は、光を放ちながら飛び去り、奥の院・玉厨子山に自ら避難した。のちに嵯峨天皇が伽藍を再建して新しい薬師如来像を開眼供養すると、避難していた本尊が再び光を放って戻り、後ろ向きに厨子に入られたと伝えられる。以来、「後ろ向き薬師」として秘仏にされている。境内には吉川英治著『鳴門秘帖』、司馬遼太郎著『空海の風景』に登場した石碑がある。
なぜか5円玉がないのはなぜなのだろう。厄坂には五円(ご縁)は差し障りがあるのだろうか?
まあ、ともかくここまで来たのだからということで、家族分のお守りを買って帰ることにした。お守りの中には何が入っているかはわからないが、四角い板とおみくじみたいな大きさの紙の感触がわかる。さすがに、開けられない(笑)邪悪が解き放たれるかもしれないので。
お遍路で初めて覚えた真言は、薬師如来の真言「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
「ころころ」というのがなんとも言えない、ころころ回転していたいモノだ、流れる水は腐らないように、ころころした毎日は、柔らかで天真爛漫な気配がある。コロコロコミックというのはまだあるのだろうか(笑)どっちに転がるのかわからない人生の中で、動かなくては死んでしまう。アクセルとブレーキの選択だけが自分の人生を変えていく。
ごろごろは良くない(笑)家で親父がごろごろしていると、子供まで家に戻ってごろごろしてしまう。家で親父がコロコロしているのはいい。ごろごろは無意味なことをしているときにお使いになるようだね(笑)
第23番札所 医王山 無量寿院 薬王寺
いおうざん きょうちいん きよたきじ
宗 派: 高野山真言宗
本 尊: 厄除薬師如来(伝弘法大師作)
開 基: 行基菩薩
創 建: 神亀3年(726)
真 言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
住 所: 〒779-2305
徳島県海部郡美波町奥河内寺前285-1
電 話: 0884-77-0023
駐車場: 普通350台
マイクロバス、大型10台
午前7時〜午後5時・無料
宿 坊: あり(予約専用電話:0884-77-1138)
URL: http://www1.ocn.ne.jp/~yakuouji/
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- ライター
- こんにちは、四国愛媛在住でITの会社を生業としています。元旅行マンなので世界遺産に登録候補になっている四国八十八カ所を廻ることとしました。いつか時間ができたら歩き遍路も挑戦予定ですが、今回はバスツアーで廻ります。笑顔をお届けできたらうれしいです。(^o^)
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