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11.122016
七十番札所 本山寺 (もとやまじ)四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけという五重塔 #70 Motoyamaji

お遍路ではじめて見つけた六文銭、真田丸を欠かさず見ているので、購入、たしか1000円。
このお寺は、境内が広くて風格がございます。五重塔が残念ながら、工事中でした。
五重塔(ごじゅうのとう)は、仏塔の形式の一つ。層塔と呼ばれる楼閣形式の仏塔のうち、五重の屋根を持つものを指す。下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)からなるもので、それぞれが5つの世界(五大思想)を示し、仏教的な宇宙観を表している。
この先が本堂、国宝です!
四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけという五重塔が目印。大同4年(809)の建立でしたが損傷が激しく明治43年に再建されました。また、本尊は馬頭観世音菩薩で四国霊場では唯一のもの。頭上に馬頭をいただく観音様で、祀られている本堂のそばには馬の像が控えています。
大同2年(807)平城天皇の勅願により、弘法大師が七十番札所として開基。当時は「長福寺」という名で、本堂は大師が一夜ほどの短期間にて建立したという伝説が残ります。およそ2万平方メートルの広大な境内には国宝の本堂はじめ、仁王門、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂(大日堂)、慰霊堂、鐘楼、客殿などが並び、大寺として栄華を極めた当時を偲ばせます。天正の兵火では長宗我部軍が本堂に侵入の際、住職を刃にかけたところ脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ち、これに驚いた軍勢が退去したため本堂は兵火を免れたといわれます。この仏は「太刀受けの弥陀」と呼ばれています。その後、「本山寺」と名を改め、今に至ります。
第70番札所 七宝山 持宝院 本山寺
しっぽうざん じほういん もとやまじ
宗 派: 高野山真言宗
本 尊: 馬頭観音
開 基: 弘法大師
創 建: 大同2年(807)
真 言: おん あみりとう どはんば うん
ぱった そわか
住 所: 〒769-1506
香川県三豊市豊中町本山甲1445
電 話: 0875-62-2007
駐車場: 普通15台・中型5台・大型3台
宿 坊: なし
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- ライター
- こんにちは、四国愛媛在住でITの会社を生業としています。元旅行マンなので世界遺産に登録候補になっている四国八十八カ所を廻ることとしました。いつか時間ができたら歩き遍路も挑戦予定ですが、今回はバスツアーで廻ります。笑顔をお届けできたらうれしいです。(^o^)
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