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12.102016
四十八番札所 西林寺(じょうどじ)ひとことだけお願いをかなえてくれるお地蔵さん #48 Sairinji

四十八番札所 西林寺は伊予の関所寺。山門(仁王門)も威風堂々としています、悪い人が通ると地獄に落ちるらしいです・・すごい言い伝えです。(..;)
各県の関所寺は4ヵ寺(徳島県は19番立江寺、高知県は27番神峰寺、愛媛県は60番横峰寺、香川県は66番雲辺寺)
この近くに「ていれぎの里」杖ノ淵公園があります。
杖ノ淵公園は全国名水100選に選ばれた湧水と、かつてこの地を訪れた空海(弘法大師)が杖を地面に突き立てた所から水が湧き出したという伝説を持つ自然豊かな親水公園。驚くほど透き通った湧水泉を中心に、美しく整備された親水広場や子供広場、木漏れ日の芝生広場、総檜造りの東屋などが完備されている。潤沢な水と緑に囲まれた園内は、清楚で風情ある憩いの場として多くの市民に愛され、広く親しまれている
寺の縁起によると
縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の天平13年、行基菩薩が勅願により伊予に入り、国司、越智玉純公とともに一宮別当寺として堂宇を建立した。
聖武天皇と行基菩薩は、あの東大寺を実現したコンビです。
聖武天皇「一握りの土を運ぶことでもいい東大寺大仏造りに参加してほしい」【仏教って何?その3】
寺の前に小川があり、きれいな水が流れている。門前にはまた正岡子規の句碑があり、「秋風や高井のていれぎ三津の鯛」と刻まれている。「ていれぎ」は刺し身のツマに使われる水草で、このあたりの清流に自生し、松山市の天然記念物とされている。
縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の天平13年、行基菩薩が勅願により伊予に入り、国司、越智玉純公とともに一宮別当寺として堂宇を建立した。その地は現在の松山市小野播磨塚あたりの「徳威の里」とされ、本尊に十一面観音菩薩像を彫造して安置した。大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を巡礼した際この寺に逗留した。ここで大師は国司の越智実勝公と協議、寺をいまの地に移して四国霊場と定め、国家の安泰を祈願する道場とされた。
このころ村は大旱魃で苦しんでおり、弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、近くで清水の水脈を見つけた。寺の西南300mにある「杖の淵」はその遺跡とされ、水は涸れたことがなく土地を潤し、昭和60年の「全国の名水百選」にも選ばれている。
時代は江戸・寛永年間(1624〜44)、火災で堂塔を焼失した。元禄13年(1700)に松平壱岐守はじめ、家老、奉行など諸役人の手により一部を再建、宝永4年(1707)には中興の祖、覚栄法印が村民の雨乞い祈願を成就して松山藩に帰依され、本堂と鐘楼堂の再興に尽力、さらに江戸末期に大師堂と仁王門を復興している。
第48番札所 清滝山 安養院 西林寺
せいりゅうざん あんよういん さいりんじ
宗 派: 真言宗豊山派
本 尊: 十一面観世音菩薩
開 基: 行基菩薩
創 建: 天平13年(741)
真 言: おん まか きゃろにきゃ そわか
住 所: 〒791-1111 愛媛県松山市高井町1007
電 話: 089-975-0319
駐車場: 普通20台・大型2台・終日・無料
宿 坊: なし
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- ライター
- こんにちは、四国愛媛在住でITの会社を生業としています。元旅行マンなので世界遺産に登録候補になっている四国八十八カ所を廻ることとしました。いつか時間ができたら歩き遍路も挑戦予定ですが、今回はバスツアーで廻ります。笑顔をお届けできたらうれしいです。(^o^)
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